中国の結婚式マナー!服装など参列前に知るべき8つの習慣!

中国文化

中国の結婚式はどのように行われるのかご存知でしょうか。今回は、もしあなたが招待されたときに慌てないように、中国の結婚式の習慣、ルールをご紹介します。また、服装や式の流れなど、参列前に知りたいポイントを詳しく解説します。

中国で結婚式に参列予定のあなたも、単純にどんな様子かを知りたいあなたも必読です。

 

中国の結婚式マナー!服装など参列前に知るべき8つの習慣!

 

1. 中式と西式


日本の結婚式にも教会式、神前式、人前式…といくつかのスタイルがあるように、中国の結婚式にも、ウェディングドレスを着て教会で行う教会式の結婚式(西式婚礼)と、中国伝統の結婚式(中式婚礼)があります。

中式婚礼は地域や民族によってしきたりが異なるので、式の流れや花嫁さんの衣装は様々です。

2. 結婚式のカラーは赤!


ウェディングドレスや白無垢など、日本で結婚式といえば、教会式でも神前式でも花嫁さんの衣装は「白」ですよね。

しかし中国では、幸福や喜びの象徴は「赤」。新郎新婦の衣装や、会場の装飾も、とにかく赤が基調となります。西式婚礼でドレスを着ていても、お色直しで赤の衣装に着替えるなど、赤色ははずせません。

3. 華やかな高級車が列をなす!

ウェディングカーやブライダルカーといえば、結婚式を終えたあとに夫婦となった2人が乗っていく車というイメージですが、中国のウェディングカーは一味違います。結婚式当日に新郎が「婚车」とよばれる華やかに装飾された高級車を何台も連ねて新婦を迎えに行き、その車で式場へと向かいます。

 

 

4. 招待されたらどんな服装で参加するの?


中国の結婚式に招待されても、親族でない限り正装の必要はありません。きれいめな普段着で十分ですが、新婦の衣装と被ってしまう可能性が高いため、白色と赤色の洋服は避けましょう。

5. ご祝儀の文化はある?


中国の結婚式でも御祝儀はあります。中国で御祝儀は「红包」といい、赤いご祝儀袋に包んで渡します。

日本では2で割れる偶数の金額を包むのは演技が悪いとされていますが、中国ではかえって偶数が好まれます。新郎新婦との関係性や地域にとってもご祝儀の金額はまちまちなので、一概に相場は出せませんが、中国でも「死」と「四」は同音で不吉な数字とされているので、奇数や4のつく金額は避けた方が無難でしょう。

6. 結婚式は1回とは限らない!

中国ではなんと結婚式を複数回挙げるというご夫婦もいます。新郎と新婦の地元が離れていると、それぞれの故郷で式を挙げることもあります。さらに新郎新婦がともに故郷と離れた街で生活をしている場合も、家族向けの式と、上司友人向けの式ということで複数回挙げるようです。

2人の思い出の結婚式が何回も挙げられるなんて、なんだか羨ましいですね。

7. 式の開始と終了のタイミングがつかめない?

中国の結婚式でも、日本と同じように招待状に結婚式の時間が記載されていますが、なんとも時間にルーズで、時間通りに始まらないことが多いのです…。席に着いた人から飲み始めて、ゲストが揃ってから式を開始するという具合。解散もとくに司会が入るわけではなく、キャンドルサービスが終わってから三々五々に会場を後にします。

とはいえ、時間を守るのは当然のマナーです!招待状に記載された時間通りに集合してくださいね。

8. 豪華なウェディングフォト


結婚式とは離れますが、中国の結婚に関して特徴的なのが、「婚纱照」すなわちウェディングフォトです。屋外でのウェディングフォトの撮影がかなり盛んで、公園にでかけると常に2,3組は撮影している様子を目にするほどです。

お化粧をばっちり施して、ポージングもかなり細かく指定するので、まるでモデルになった気分での撮影です。大きく引き伸ばした写真を家の玄関などに飾っている家庭も少ないので、中国人夫婦の家庭におじゃまする機会があれば、ぜひウェディングフォトに注目してみてください。

 

 

まとめ

いかがでしたか?
中国の結婚式の様子を日本と比較しながら紹介しました。文化や習慣の違いはありますが、結婚式がおめでたい場であることは当然ながら万国共通!祝福の気持ちを忘れずに参加してくださいね。

 

中国の結婚式マナー!服装など参列前に知るべき8つの習慣!

1. 中式と西式

2. 結婚式のカラーは赤!

3. 華やかな高級車が列をなす!

4. 招待されたらどんな服装で参加するの?

5. ご祝儀の文化はある?

6. 結婚式は1回とは限らない!

7. 式の開始と終了のタイミングがつかめない?

8. 豪華なウェディングフォト

 


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1度北京に訪れて以来中国に魅了され、3年後には1年間北京に住んじゃいました。中国旅行、中華料理、中国語、中国人、中国ドラマ…なんでも好きです!中国ファン歴7年とまだまだひよっこですが、中国の魅力をお伝えできたら嬉しいです。

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